文化。
とは、なんとすばらしいものなのか。
有形を通して無形を識れるのだから、そう言わざるを得ない。
私は人の手によってつくられたものを見たとき、
まず何かを思ったのち、「なぜ」と考えることが多い。
なにかをつくるということは、
それ以前に、なにかを思った、ということだと思う。
つくりたくてしかたなくなってしまうほどの、
つよいおもい。
無形の、吹かなくとも跡形もなくなってしまう、「つよいおもい」
無くなっても誰も気づかない、「つよいおもい」
歪曲していようと邪悪だろうと、
つくるという行為にまで及んだ「おもい」
私はできればそんなものを否定したくない。
だから、私は論評じみたものを書くつもりはない。
私は、私が思い、私が考え、私が類推したものを書き連ねたい。
